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北前船

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大須田さんが製作した自作の北前船で薄く製材した檜で出来ています。親父この北前船を見た時すごく精巧に出来ているのに感心しぜひ作って欲しいとお願いしていたのですが先日以前作っていたものがあるともってきてくれたのです。親父買いますいくらですかといっても大須田さんはお金はいらないといって頑として拒否するのです。親父家の側に北前船の五種類の錨の中で最大の物を展示してあるのですが以前からこの錨を見て親父が北前船に興味があるのだと思っていたそうでその気持ちに感じたからくれるというのです。親父感謝感激です。
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いかに正確に作られているかはこの船舷の鋲を見ればわかると思いますが(復元日本大観4 船)という研究書みたいな発行当時18000円もする本を参考にしながら作ったのだそうです。親父もお借りして読んだのですが古代の船から明治期までの日本の船の進化性能まで書かれているのです。そして北前船のマストの形状や舵の形状も忠実に再現しているのです。この帆柱の先端の形状やロープまでも忠実に作られロープも操作でき後は帆を張り船尾に船名を書いた旗を掲げれば完成です。そして四本爪が特徴である北前船の錨も忠実に再現されているのです。北前船の錨は四本爪が特徴で世界で四本爪の錨はないそうです。
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これがその研究書ですが北前船の錨が船首にありますが北前船の場合は鎖国時代ですから外国へ行く事を恐れ錨は大きさも決められロープの太さも長さも決められていたそうです。親父が聞いた限りでは島にも何か所かで北前船の錨が沈んでいるそうでカレイ網に引っ掛かったとか250Mの海底から鱈網に引っ掛かって上がってきたなどの話を聞いた事もあります。また明治の頃現在の奥尻空港下の海岸に北前船が座礁し救助に向かった島民が一人死亡した話を聞いた事があります。近代の大量輸送を可能にして物流の基礎を築いた北前船ですが男のロマンと一攫千金を夢見た男たちの夢を見た思いがあります。そして北前船の側には
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これを見て名前の分る人は多分親父の世代でしょう。これは(まきど)と言って和船を陸へ引き上げるための装置です。現在なら電気又はエンジンで巻き上げるのですが当時は人力でした。亡き親父も漁師をしていたので親父も小学生の頃は毎日朝早くリヤカーを引き船を巻き上げる場所まで行、大人と一緒にまきどを巻いたものです。昔は千づけといい一人千尾以上のイカを取るとその重量で船が重くありったけの力を出してまきどを巻いたもので千つけになると学校も一、二時間目は休みになった記憶もあります。
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そして大須田さんの細工場には島の三大祭り賽の河原祭りで使われる灯篭流しでつかわれる磯船が作られていました。海難犠牲者と水子を弔うお祭りなのです。そしてこの北前船は店内に展示してありますので大須田さんの自信作を見て(大須田さんは完全にこの船には満足していないようなのですが)100~200年前の男達のロマンを想像してください。

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