今年初めての観光のお客様が昨日のフエリーで来て今日の飛行機でお帰りになりました。この時期の観光客は非常にめずらしく関東方面からいらしたお客様でしたがなぜ奥尻島へ?と訊ねたら5月に江差線が廃止になるので乗りに来たそうです。函館で乗車した20人の内10名ぐらいが江差線に乗りに来たお客さんだったそうです。それでこのお客様は乗り物が好きなのでフエリーにです。その後のり今日のHACで帰るのだそうです。

手続きの為お客様を民宿に迎えに行き帰り道また鍋釣岩の上には前回と同じ場所に大鷲が!あれが大鷲ですと説明するとバックから大きなカメラを出し早速慣れた手つきでパシャパシャと写しお礼を言われる。鉄道マニアなら写真撮影はおてのものです。その後島内の説明をし大鷲のいるポイントを教え島内観光に出発し11時30分に無事帰ってきましが親父本州の人に車を貸すのはビクビクなのです。5年前11月九州からきたお客様に車を貸しブラックアイスバーンでスピンし山に車をぶつけ大破した、(幸いドライバーに怪我はなかった)苦い経験があるのです。幸い昨日、今日と凪がつづきフエリーも飛行機順調に定時運行です。お客様の普段の行いが良いからでしょう。また夏の良い季節に来てくださいと言ったらハイと言っていました。フエリーが定時より30分も遅れて着いたら多分もう二度と来ないと言うかもしれません。船酔いで。冬の日本海特に奥尻海峡は利尻、礼文より季節風と潮が反対なので波が立ちます。今日の岩海苔取りです。

これが岩海苔摘みの様子ですがこんなに凪の日は沢山ありませんので家族総出です。この後ノマに均一に並べ寒風で干し出来上がりです。そうしてできた海苔は磯の香が強く1枚250から等級により350円もします。ふつうの海苔10枚買える位の高級品です。冬期間の漁師の貴重な現金収入源なのです。転勤で島に来た人は以前いた所では採っても怒られなかったと言いますが奥尻は漁業の島なので漁業権が設定されているのです。
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