
バカ息子とヤマセは夜騒ぐ!!とキナンポ親父は若かりころ婆さんによく言われていたものですがこのことわざは本当でした。16日夜半から吹き出したヤマセの強風によりアマ無線のHF帯のアンテナの4エレ部分が接続部分から抜け落ちてしまったのです。秋田沖に低気圧が来て発達する場合は島が最悪の気象条件になるのです。最近アマ無線から遠ざかっている親父は翌日もアンテナのことは全く気にかけていなかったのです。

抜けた箇所ですが以前から水平であるべきアンテナが垂直になっていたのでどうしようと思い悩んでいたのですが、介護保険要支援2の親父に高所作業はできるわけはなく、このアンテナを上げてくれた桧山管内のアマ無線局も2局がサイレントキー(亡くなった)になっているのです。折れたアンテナを発見した家内はもう無線やめたら!意識ある内にアンテナを降ろしてしまったらとまるで親父がもうすぐ鬼門に入るかの言うのです。しかし親父はキナンポ教の教祖ですからそんなに簡単にはくたばりません。コロナ菌には絶対負けませんが旧車の箱型ブルーバードSSS菌に負けるのなら本望ところです?

落ちた4エレ部分のアンテナですがたぶん接続部分のネジ止めが不十分だったのでしょう。3エレ状態で午後からワッチしてみたらこの時期はコンディションが悪い時期なのですが、7MHZでCQをだしている福井県の越前市の局がいたので応答したのですがコンディションの上り下がりがありコールサインはとってもらったのですが残念ながら次回ということになりました。アンテナが良ければ交信に成功したかも知れませんが、親父にはもうアンテナを直す気力もありません。アマ無線局の高齢化が進み無線局が少なくなり桧山管内のお空の上は静まり返っています。JG8UGP局も廃局になる運命かもしれません。

そして今朝吹き返しの南西の強風の為ハエマツが根の上の湾曲した部分から倒れてしまいました。以前からグラグラしていたので2方向から園芸用紐でハリを取っていたのですが、南西方向のハリ紐が強風で切れて倒れてしまいました。園芸用紐は年数がが立つと劣化して腐れて切れるようになっているのですが、親父は紐を交換していなかったのです。はえマツをこの高さにするには相当に年月がかかったものと思いますが亡くなった親父が作った庭ですので50年位かもしれません。そもそもハエマツは高い山などに自生する樹木で高さより横に伸び群生しているみたいです。親父生前亡き親父にこの木はどこから採ってきたの?と一度聞いた事があるのですが山(当然奥尻)と言ったので島の山に自生していたものなのでしょう。そういえば昔は好きな人は良く石木を取りに川などに行っていたのを聞いた記憶があります。このころの親父は毎日飲んだくれていたような記憶がありまさか自分が今こうして樹木の世話をするなんて想像もつきませんでした。

そして3方からハリを取り杭を打ち固定したハエマツですが生存できるかどうかは未知数です。根の曲がった部分から折れているように見えるのですが直し方がわかりません。今日ネットで調べてみようと思いますが冬季間は樹木は成長しないと思うのですがどのように対処すれば良いのでしょうか?誰か詳しい方、教えてください。取り合えず明日は山に行き杉の皮を剥いできて折れた部分に巻き付け園芸用紐でグルグル巻きにする予定です。老い先が短くなると樹木など生命の長い物に目が行くのでしょうか?それならキナンポ親父はただの凡人で教祖ではありおませんね。