
タチや卵が入ってきて俄然燃えてきた親父は凝りもせずまた鱈釣りにでかけました。こんなに釣ってどうするの?と聞かれるのですが親父の口に入るのはごくわずか(食事制限されている)で友人に送ったり隣近所におすそ分けするのですがこの日は11軒に発送しました。宅急便支店に親父が荷物を持っていくと職員も慣れたもので台車を持って軽トラのそばまで迎えに来てくれるのです。親父鱈用ハッポーと言っているのですが宅急便の名称は鮭用のハッポーだそうで全道的に見れば鮭の水揚げが圧倒的に多いのですから当然でしょう。前回親父函館でクーラーを買ってきたのですが親父の欲しいサイズは特売の対象外でうんと大きなクーラーが特売品でそれの方が安いと言う逆転現象だったのです。何故かと店員に聞くと今は鮭の時期でこの大きなサイズが一番売れるのだそうです。おおきなクーラーに鱈を入れると船から岸壁に揚げるのが大変で親父の場合はそれが一番困難で軽トラにクレーンを取りつける事も考えた程なのです。

そしてこの日の宮津沖の根は鱈釣りをしている船は何故か一艘のいなく親父一人で色々なポイントで釣を試す事ができました。この日は上潮で0.2マイル位で珍しく錘が真っすぐに底まで下がって行きますが余り潮が動かなければ釣れないのですがこの日は奇跡がおきました。ご覧のように良い型の鱈が二本、三本と喰いつくのです。この日は海に行くか?パークゴルフの練習でもするかと迷った結果海に行き正解だったのですが、出港は6.00で寄港は9.30の成果でした。この日は釣り上げたやはり前回UPした小魚(はたはた?)が吐き出されていましたのでまだこの小魚がいるのでしょう。

そしてこの日の餌は前回の釣りで余った色の変色した二年前のいかですがこの鮮度の悪いいかでも釣れたのです。船が沢山いた場合などは鮮度の良い餌を使う船にかなわないのですが今年は島でイカが獲れないのでこのような餌でも良いのです。イカがあまりに獲れないので島の9.9トン型の漁船はイカを求めて函館方面や日高地方まで出かけている漁船もあるのです。宝の島だよ奥尻島は!と唄われた島はこの時期その面影もありませんが11月12月のボ-ナスいかに望みをかける以外ないのかも知れません。でも去年まで鱈場では全く釣れなかったほっけが釣れますのでのでほっけは回復気味なのかもしれません。海の色も完全に秋、冬色になりました。豊かな海を回復して島に活力を!海は生命の誕生の源なのですから。四時から起きてブログを書きながら夜明けを待っているので寝ぼけている状態かも?