
四月19日親父が臆病な鯉をデッキの下から出させようとして張ったアルミ戸ですが14日何気なくデッキとアルミ戸の隙間を除くと白黒の鯉のような魚が泳いでいるのが見えます。いるはずのない所なので親父疲労で目が疲れていて見間違いだろうと思っていたのです。そしてまた夕方池へ行って隙間を除くとまた同じ大きさの魚が泳いでいます。親父これは間違いなく前回追い出しに失敗した鯉だと確信し胴付き長靴を履きすべての網戸を取る事に決めます。

池を三分割していた網戸を取った状態ですが手前の金魚の稚魚を分けている網戸も稚魚が大きくなりもう食べられる心配もないだろうという予測の元取り外しました。そしたら大きな鯉が二匹も元気に広い池の方に泳いできます。婆さんもこの様子を見ていて二尾とも以前飼っていた鯉だと確認します。約四か月間餌も食べずにいた割には元気で痩せてもいません。そして皆と一緒にゆっくり泳ぎ回ります。そういえば以前から一番大きな鯉が仕分けしている網戸から離れようとせず網戸に寄り添うようにしていたのです。

中央の白黒の鯉が約四か月幽閉されていた鯉です。

そしてこの黒っぽい鯉も四か月間幽閉されていた鯉ですが痩せても居ず他の鯉と相違はありません。鯉は冬期間の約四か月間餌も食べずに生きていますので多分苔でも食べているのでしょう。そして婆さんが昼餌を与える時にクマ除けの鈴を鳴らすようにした所鈴を鳴らすと鯉も金魚もデッキの側に集まるようになったそうです。この二尾は鈴が鳴るのをどのような気持ちで聞いていたのでしょうか?

そして昨年函館のS先生のところから頂いて金魚もこの位大きくなりました。個体差はあるものの大きいのは5~6センチありこの中にまだ黒い小さな金魚がいるのが見えますか?網戸を取っても最初は大きなエリアには出ようせず蓮が生えているエリアからは出ようとしなかったのですが今日は大きな金魚が広いエリアに進出するとその跡後を追いかけるように泳ぐのですが大きい金魚が引き返すと直ぐその後に続き引き返します。まだ広いエリアに進出するのは怖いのでしょうか?親父最近池へ行くときは彼女の所へ行ってくると言い池へ行くのですがその彼女達親父の姿、音を聞くとその反対に一斉に逃げるのです。昨年の孫と同じく極悪非道の親父に見えるのでしょうか?最近では三日に一度は池の掃除をし生活環境の維持に努めている親父を嫌いになるとは恩知らずな彼女達です。それとも思春期に良くある?本当は好きだけども行動が反対に出てしまうのかなあとも思う親父ですが鯉も金魚も半数以上は親父と同じ高齢者ですからやはり本当は彼女達に嫌われているのかもです?