
18ホールすべてに芝が張られたコースの全景ですがこの場所は島の甲子園とも呼ばれていた旧奥尻中学校のグラウンドだったためトラック部分と内野部分以外は緑の雑草に覆われていたのです。その為コーストとフエアウエイの区別は一目ではつきませんがまだら模様になっている部分がフエアウエイ、グリーンなのです。

張芝の証明書ですが同じケンタッキー種でも三種を混合し病害虫に強くなるよう混ぜ合わせているそうです。芝は何度かに分けられ運搬されてきたのですが幅30cm長さ2mに切り取られロール状で運ばれてきてそれをコースに合わせ張りまたコースに合わせ鎌で切り取られるのです。幸い芝張り股間中は炎天下での作業は少なく毎日ガス模様で芝の根付けに適した気象条件でした。そして芝張りを終わったコースにはボランティアのNさんSさんが連日水撒き作業を手伝ってくれ水道の水を浴びせる程撒いてくれます。すると連日高音続きの道央圏から運ばれてきた芝は水を得た魚のように水を吸い膨張するのです。まさに芝は生き物です。こうして善意の人々に助けられた芝はほとんどが無事成長していますが炎天下の輸送中蒸れた状態の芝は?

このように薄茶色に変色した芝もあるのですが所処に緑の芽が出てきています。連日水撒き作業してくれたNさんSさんの作業の結果芝も生き返ったのでしょう。まさにこのPG場はこうした善意の人達の協力でなしでは作られないのです。昨日もおやじ朝四時半に起き水撒き作業をしていたら配管に不具合があり土中に水があふれ出しますが親父の手に負えず水道屋さんにお願いしますが仕事終わりに来てくれ直してくれますが修理代はいらない、サービスだと言ってくれます。本当に島の人達の善意に親父感激してばかりです。そして芝が根着くまで毎日の水撒き作業ですが三人寄れば文殊の知恵です。

島のホームコンビニへ行き散水器を購入してきて省力化を図りました。そして水圧が足りない為旧奥尻中学校の水道を一時的に使用させてもらいたく担当者にお願いしたところ今度は心良く承諾して頂き芝への給水体制は万全です。後は芝が島の善意を意気に感じ生長してくれる事を待つのみです。幸い今朝の雨模様で週末も雨の予報です。観光の繁忙期を迎え観光のお客様には申し訳ないのですが親父雨が降って欲しいのです。親父も観光に携わる身でありながらも今年だけは炎天高温にならない事を願っているのです。

まだティー台が設置されていませんがフエアウエイの芝が順調に成長している第一コース距離30mパー3のショートコースです。コース自体はそんなに難しくはなくコースに変化を付ける事で難易度を上げてあるそうですが島民誰でもが楽しめるコースになる事でしょう。老若男女誰でも楽しめるパークゴルフ場を目指します。先ほどメールが届きまして全長878mパー66だそうです。皆さん楽しみにしてくださいね。親父釣りにも行かず水撒きに励んでいます。