
親父函館の病院で失意の宣告?を受け転勤で北見へ行ってしまった孫を訪ねてロングドライブを楽しんできました。失意の宣告と言っても深刻な物ではなく、膝の状態が現在より改善される見込みがないだけの話で親父の酔酔(ヨタヨタ)歩きは当分続きそうです。膝が曲がらずあぐらも満足にすることもできず悩んでいた親父は、APS療法という先進医療を雑誌で知りネットで調べ函館でも行っている病院ほ予約していたのです。そして結果はコロナの影響で血液の遠心分離機がまだアメリカからきておらず治療は不可能でもし器具があったとしても親父の場合は改善が望めない可能性が高いという結論だったのです。先進医療なので健康保険が使えず全額自己負担で注射一本35万円もするので無職の親父としては清水の舞台から飛び降りる覚悟で最後の望みを託していたのです。そして翌日気分を入れ替え約一年ぶりに孫に会うため12時間のロングドライブにチャレンジしたのです。函館を朝7時頃出発し高速を利用し旭川経由で約12時間かかりましたが、途中高速が事故で通行止めになったり道を間違えたり(最新のカーナビ)しなければ多分10時間位だったでしょう。往復行程約1,200kmで昔のB級ライセンス所持者の親父は今回も無事故、無違反の超優良運転者でした。そして昨年の全道道の駅制覇の旅で切りに見舞われ何も見えず美幌峠で難儀したことを思い出し、翌日娘の旦那の案内で美幌峠へ再チャレンジしてきました。そうするとご覧の様に晴天に恵まれベストコンディションでした。前日も霧に覆われていたそうで、翌日もラジオでは美幌峠は濃い霧に覆われていたそうなので親父の普段の行いが良いので天がご褒美をくれたのでしょう?

昨年の道の駅巡りの旅は道の駅を制覇する事だけが目的だったので観光はほとんどしなかったので、親父の昔からの願望だった網走監獄の見学をお願いし網走まで足をのばしてもらいました。高倉 健さん主演の<幸福の黄色いハンカチ>を見ていらい網走監獄が好き?になり映画の内容に感動しラストシーンに涙した親父だったのです。これはあばしり監獄の放射状の建物を監視する見張り所で一人の人員で最大700人もの入居者?を監視できるという優れた?合理的な監視所です。そしてここで親父一年ぶりに見る孫の成長に目を見張るのです。小学2年生の長男は網走監獄などは興味もなくその意味も良くわからないでしょうが、パンフレットをみてお爺ちゃん次どこへ行きたいを聞きじゃあこっちだよと言い案内してくれるのです。いままでと立場が逆転したみたいです。ついに親父も孫に先導されるようになったか?と悲しいようでもあり孫の成長を見て嬉しくもあり微妙な立場です。前日も近くの公園を案内され通学する小学校まで案内されたのですが、ちょっと待って!ちょっと待って!の連呼で孫の歩きについていけません。この親父の歩く姿をみて孫なりに考えゆっくりと獄舎を案内してくれたのでしょう。いつまでもこの優しい気持ちを忘れずに成長して欲しいものです。

そして早めの昼食は監獄食堂での空がに優しい麦飯の監獄食Bのほっけ定食です。昔ならホッケならいくらでも大量に獲れたでしょうから多分激安でしょうから刑務所にピッタリでしょう。そして旭川~網走にかけての中央道を作る作業は過酷だったようで動員された囚人6人に一人は死亡しているそうで囚人の多くは政治犯だったみたいでだから過酷な労働に掻き出したのでしょう?そして親父この島での老後の生活は施設も不足していて無理みたいなので網走監獄への入所を志願しようと思っているのです(笑い)。衣食住が保証されているのですから。その為には?またまたいけないことを夢想してしまいました。
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