
20日親父の大好きなキトビロを頂きました。数年前なら親父も急斜面をよじ登り挑戦していたものなのですが、足腰の衰えと共に歩くことが困難になったのです。しかしキトビロ取りの楽しさが忘れられず、犬猿の仲の家内を誘いどの辺に車があるか?視察するという名目で島南部を周回します。そして島半周で約20数台の車を確認する事ができました。大体車が駐車している近くがキトビロが生えている場所なのですが海岸沿いは急斜面で親父の挑戦できるような斜面ではありません。万が一親父が健常者になったら挑戦するための場所を確認するための調査活動?です。介護保険で要支援の身体状態ではもう永遠に無理、不可能の体ですが。そしてこの日はKさん、そしてたった一杯のコーヒーをごちそうしただけでわざわざキトビロを持ってきてくれた秋田のKさんありがとうございました。体力回復の為の親父の最後の頼りの糧《キトビロ》をほんとうにありがとうございました。

そしてこの日親父10年ぶり位に三羽のキジを目撃しました。以前は親父山へ行く途中に何度も見る事が出来たのですが最近は遭遇する事がなかったのです。島のキジは昔開拓農家が飼っていたものが逃げ出し野生化したものだというのですが、親父の方の驚きの方が大きかったみたいでキジの方はゆったりした足取りで散歩していました。親父のほうが慌ててデジカメを取り出し撮影するのにも慌ててしまい写せたのがこの一枚です。そしてこの周辺は比較的平坦な場所だったのでキトビロに挑戦したのですが、親父はノルデックウオーク用のポールも持ってでのトライだったのです藪の中を満足に歩く事が出来ずに戦果はゼロでした。ここで家内は自家消費量は確保できましたが、親父の完全な敗北で非常に悔しかったです。

そして二度目にチャレンジした場所ですが久振りに訪れた場所には20m高の風力発電の塔が立っていました。この場所では数本しかとる事が出来なかったのですが車が通りましたのでこの山の上にもキトビロ?が取れる所があるのでしょうか?そして画面中央のゴミの写っている右側の島が松前大島です。山体崩落で大津波を起こした事で有名ですがこの位の距離ですので島も大きな被害が出たのは無理もありません。島でも大規模な海洋風力発電の話があるみたいですが、脱原発の為にもぜひ実現して欲しいものですが実現した頃には別世界から微笑みながら見ている事でしょう!

塔の銘板には中国系の名前が刻まれていましたが実施主体はどこの企業なのでしょうか?風力発電本体の製造企業が中国ならば理解できるのですが、まさか実施主体がチャイナ系という事はないでしょうね。何処へ問い合わせたら内容がわかるのでしょうか?社会との関わりが全くなくなった親父は無知、無力ですが今は趣味に没頭できて幸せ?なのでしょう。
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